
「マカプウ岬」恥ずかしながらハワイ在住10年以上の私も行った事がありませんでした(苦笑)その存在を知りつつも何故か行った事がなかった所、、、(東京在住の方で「東京タワー」へ行った事がないのと近い?) 場所はハナウマ湾とシーライフパークの間にあります。がアクセスの仕方が今の所、車で行くしかありませんので「レンタカー派」の方へのお勧めとなりますがどうしても行きたい方は現地ツアー会社に相談してみて下さい。行き方は72番の道で島を右回りいたします。ハナウマ湾、サンデービーチを過ぎ左に曲がる坂道が出てきます。登りきる途中、左右に車が何台も止まっています。そこに車を駐車いたします。(ストリートパーキングになりますのでくれぐれも貴重品を車に残さぬよう!)

山手を見ると既に登山されている方の姿が確認されるはずです。ゴテゴテした道に沿い山に向かって歩いて行きます。ゴテゴテした所は最初だけで、ハイキングコースは綺麗に整備されていますのでご安心を。10分程歩いた所で右手眼下にサンデービーチの方が綺麗に見えてきます。陽をさえぎる物がないのでサングラスや帽子は必需品!山から下りてくる方に尋ねてみると頂上まであと40分との事、、、この辺りから何故か私、森進一の「襟裳岬」を口ずさんでおります。

登りはじめの15分の所は多分強い西日を受ける所なのでしょう。木々には葉がついておりませんでした。マカプウ岬には「アロエ」や「サボテン」が太陽に向かって力強く生えています。時折「マングース」が姿を見せます。左へ折れる道が見えてきました。

いきなりもの凄い光景となります。眼下には真っ青な海と果てしない水平線。そして私が行ったのは2月(この時期クジラは出産の為ハワイに来る)という事もあって海にはクジラが何頭も姿を見せます。ここマカプウはクジラ愛好家の方達の間ではとても有名な所なのです。しばし岩に腰を下ろして「クジラ見物」。この辺りを歩いていると「空を歩いている」錯覚に陥ります。強い陽射しを受け汗が身体を伝わります。山に吹く風はとてもひんやりしています。私は生まれて初めて「汗だくになりながら寒さに震える」という感覚を知りました。

右手に灯台が見えてきました。頂上が近いはずです。この時点で私は飲料水を用意しなかった事を悔やみます(くれぐれも忘れずに!)おなかもすいてきました。

左右に展望台が見えてきました!みなさんの顔が嬉しそうです。早く私も見たい、、、私はここにもっと早く来るべきだった、、、頭の中の「襟裳岬」のボリュームが大きくなって行きます。ありがとう「マカプウ岬」また来るね!!!


PrincevileのFoodlandでミネラルウォーターを買って車に乗り込む。出発は朝の8時。朝方まで降っていた雨でまだ濡れている道路を ひたすら、西を目指して進む。Kaua'iにいる間は ほとんど毎日、夜と朝方は雨が降っていた。緑が多いこの島に降る雨は 都会に降るジットリした雨とは違う。山の木々も庭に咲く花たちも 雨のおかげで少し冷たく澄んだ空気につつまれてキリッとする。自分まで生まれたてのピュアな姿になれたようで なんだか気持ちがいい。 きょうは楽しみにしていたPolihale Beachへ。島の西側にあるこのビーチには ダライ・ラマも訪れて『とてもスピリチュアルな場所でとてもパワーのある場所』と言っていた、という話を聞いていた。ラジオから聴こえるレゲエ・ミュージックに体を揺らしながらハイウェイを西へ西へ。Kkahaの町を通り過ぎる頃には曇っていた空もすっかり晴れ渡っていた。そのまま行くと道は行き止まり、サトウキビ畑の中に見える舗装されていないデコボコ道。そこからはマリオ・カートのレース気分でぐんぐん突き進む。大興奮のダート・ロードの先には、Kaua'i最果ての景色が広がっていた。じりじりと焼けるような太陽と青空に、青い海、白く長く続く砂浜、そして その先にはNa Pali Coast。そこは思っていた以上に神聖で どこか物悲しさもあり間違いなく『魂がこの土地から還っていく』場所なのだ、と感じた。ビーチには人がまばらにいる程度で サーファーもほとんどいなかった。果敢に高波に向かっていくLocalなおじさんを見ながら、日陰をつくり ちょっとお昼寝。こんな贅沢な気分、日本にいる時には なかなか味わえない。
 いま、この場所にいられる事への感謝。そして、家族、友達、自分のまわりの全ての人、モノへの愛が込上げてくる。自分は生かされているんだなぁ、と強く感じながら海を眺めてぼーっと過ごしているうちにお腹も空いてきた。午後の予定もあったので、まだ寝転がっていたい気持ちを抑え、来た道を引き返す。車に戻り、もう一度ビーチを振り返る。またいつか この場所に 今度は夕陽を見に来よう。こっそり自分と約束をして、夢のようなビーチを後にした。

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